涌井徹
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◎演 題
・「大潟村で目指す、新たなコメ戦略」
・「農業・農村の再生と食糧自給率向上への道」
・「秋田から世界へ発信、農業再生への取り組み」
・「新規需要米の商品造りと売り方」
・「農業の6次産業のモデルとして」
・「米めんで、米の新しい食文化の発信を」
◎経 歴
1948年、新潟県十日町の米作り農家の長男として誕生。
1967年、新潟県立十日町高校卒業。卒業後、同県立農業教育センターに専攻生として入学し、1968年、同センターを卒業。
1970年、大規模な米作り農業を目指し、家族とともに秋田県の大潟村に入植。入植と同時に減反政策が始まり、メロン・ほうれん草・玉葱・小麦などの畑作農業に取り組んだが、干拓地では畑作が向かないため、米作り専業に転職。
1987年、「大潟村あきたこまち生産者協会」を設立し、代表取締役に就任。
より美味しくて、安心・安全なお米を全国の消費者へ届けるために、お米の産直を開始。その後、餅・おこわなどの炊飯加工食品をはじめ、無洗米や発芽玄米、鉄分などの栄養素を付加したお米の栄養機能食品を開発。また、白米めんや発芽玄米めんの開発にも取り組み、病院、ホテル、学校給食、外食チェーンなど、業務用にも販路を拡大、大手スーパーなどにも販路が広がっている。
現在、日本のモデル農業として誕生した大潟村で、生産・加工・販売まで手がけ、「農業発の一流食品メーカー」を目指し、日々、取り組んでいる。
◎涌井徹の著書
「農業は有望ビジネスである」(東洋経済新報社)
■■日本の農業のありかた■■
世界的に食糧不足が深刻化する中で、日本が食糧自給率を上げていくには、小麦に代わる米粉利用の加工食品の開発は最優先課題であり、必要不可欠な条件である。そのためには、米を一度粉にして食べる「粉食文化」を構築しなければならない。すなわち、米の「粒食文化」と「粉食文化」の融合をはかることが必要である。
※ランクA(A50万円まで、B100万円まで、C101万円以上、Dご相談、交通費滞在費等別)