大前光市
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◎演 題
「誰にでも輝ける場所がある」
左足を交通事故で失ったプロダンサー大前光市。
“両足が使えないダンサーは、ダンサーではない。”一時は、ダンサーとして終わりだと思われていた。
しかし、体の改造や義足の改良を続け、自分にしかできないダンスでプロとして返り咲くことができた。
昨年は、リオデジャネイロパラリンピック閉会式の舞台で、8万人の観衆を前にダンスを披露した。
両足で美しく踊ることが求められる場所もあれば、片足で自分にしかできない踊りを求められる場所もある。
自分だからこそ輝ける場所を探すことが大切。大前光市からのメッセージを伝える。
ダンサーを目指すまで、事故で足を失ってから、リオでの裏話、日々のトレーニングのこと、体の使い方のコツなどをダンスを交えお話致します。
◎経 歴
1979年、岐阜県下呂市に生まれる。
大阪芸術大学で、クラシックバレエを堀内充(ほりうちじゅう)に師事。本格的なコンテンポラリーダンスのテクニックや振付のメソッドについても学ぶ。卒業後、プロのダンサーとしてスタートを切った24歳の時、交通事故で左膝下を切断。片足でも踊り続けるため、ヨガや武道、新体操など幅広いジャンルの動きを習得。さらに表現に合わせて、長短様々な義足を使い分けることで、世界に二つとないダンススタイルを築く。
2009年セルリアンタワー能楽堂の定期公演では、世界的ダンサーで振付家のアレッシオ・シルヴェストリンの作品で、能楽師・津村禮次郎(つむられいじろう)と共演。片足でも魅せられるダンサーとして広く知られるようになる。
2010年、全日本洋舞協会合同公演で、舞踊作家部門新人賞および大阪府知事賞を受賞したのを皮切りに、様々なコンクールや舞台で活躍。そのダンススタイルだけではなく、特に表現力において高い評価を得ている。新国立劇場バレエ団でプリンシパルとして活躍したマイレン・トレウバエフは「彼ほどにたくさんの色を持ち、白黒だった振り付けを彩り豊かに表現してくれるダンサーはいない」と称する。近年はタリンやプラハなど、伝統ある海外の舞台にも招かれている。
2016年リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式で、東京大会へ引き継ぐセレモニーに出演。8万人の観衆を前にダンスパフォーマンスを披露し、注目を集めた。
【 主な受賞 】
2008年 9月 中野国際洋舞コンクールにて入賞1位
2008年10月 DANCE COMPLEX2008にて優勝
2010年 6月 全日本洋舞協会合同公演(なにわ芸術祭)にて、舞踊作家部門新人賞、大阪府知事賞、
大阪市長賞を橋下徹より授与される
2013年12月 あきた全国洋舞祭モダンダンスコンクールにてあきたこまち賞(4位)を受賞
2014年 3月 DCアワードにて審査員特別賞(最優秀賞)を受賞
2015年 8月 中野国際洋舞コンクールにて第2位受賞
2015年 8月 北九州&アジア洋舞コンクールにて第1位及び福岡県知事賞を受賞
2016年 2月 Dance Competition in 仙台にて モダンダンス第1位、
及び宮城県知事賞・河北新報社賞・チャコット賞を受賞
◎大前光市の著書
※ランクA(A50万円まで、B100万円まで、C101万円以上、Dご相談、交通費滞在費等別)